日本医薬品安全性学会とは

本学会の目的

  1. 医薬品の安全性の向上に寄与します。
  2. 医薬品と有害事象の関連性を解明していきます。
  3. 有害事象の重篤度を解明していきます。
  4. 医薬品有害作用のメカニズムを解明していきます。
  5. 医薬品有害事象の誘発要因を解明していきます。
  6. 医薬品有害事象の回避対策を探求していきます。
  7. 医薬品安全性専門薬剤師の育成と認定を行っていきます。
  8. 医薬品安全性情報スペシャリストの育成と認定を行っていきます。


日本医薬品安全性学会の法人化を迎えて

 「日本医薬品安全性学会」は2014年5月に発足して4年になりますが,この度2018年9月3日をもちまして,本学会も法人化して「一般社団法人 日本医薬品安全性学会」になりました.「法人」は,法律上「人」とみなされ,「人」と同様に財産をもち,契約を結び,それに基づく権利義務関係を明確化することのできる存在であります.すなわち,「一般社団法人 日本医薬品安全性学会」は「人格」をもった存在として社会的信用を増し,学会の名のもとに法律行為ができることになります.したがって,本学会は益々社会的責任と貢献が求められることなると思います.

 また,法人化と相まって,今年度から本学会の医薬品安全性情報スペシャリスト(CDSIS)認定制度が開設されました.既に設置されている医薬品安全性指導者(DSD)と医薬品安全性専門薬剤(DSSP)認定制度に加えて,本学会の当初の目標であったDSD,DSSPおよびCDSISの三つの認定制度が揃ったことになります.DSDは主に医師や大学教員を対象とした資格,DSSPは主に病院薬剤師と薬局薬剤師を対象とした資格,CDSISは主に製薬企業の医薬品情報提供者を対象とした資格であります.今後,医薬品の安全性に関して高度なスキルを身に着けたエキスパートであるDSD,DSSPおよびCDSISを多く輩出して,医療現場で貢献して頂きたいと願っています.

 さらに,2014年5月1日に本学会監修の「医薬品副作用アセスメント」(南山堂)が発刊されました。今年度中には本学会監修の「医薬品安全性ガイドブック」も発刊される予定です。本書はDSD,DSSPおよびCDSISの認定(二次)試験のテキストとして作成されたのですが,当然本学会員のテキストとして使用さることを念頭に置いており,大学の「医薬品安全性学」や「医薬品副作用学」の教材としても十分対応できるものであり,さらに医療現場における「医薬品安全性管理」の実践書として薬剤師や医師をはじめとした医療従事者にも有用であると考えます.本書が医薬品の安全性の向上の一助となることを期待しています.

 その意味で,本学会も次の発展の節目に来ていると思います.今後も会員のみなさまと共に新たなる段階に向けて邁進して行きたいと思っておりますので,ご協力の程宜しくお願い致します.

一般社団法人 日本医薬品安全性学会
理事長  宇野 勝次

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